自宅からマイカーで通勤しています。通常、片道40分程度です。ある程度、時間に余裕を持って家を出ます。
無事、勤務地である「釜房ダム管理所」に到着しました。
パソコンの電源を入れ、メールに業務連絡等があるかチェックします。また、今日の業務内容について、改めて確認を行います。
担当している釜房ダム管理支援業務の上司と、今日の業務計画及びその内容、業務を行う上での安全管理上の留意点など、打ち合わせを行います。
業務用車両に乗り込み、いざスタートです。
本日の午前中の業務は、堤体及び貯水池周辺巡視をメインに実施します。
お天気は良かったのですが、蔵王下ろしの風が冷たく感じられました。
点検時にはこまめに写真を撮影します。些細な異変も見逃しません。
釜房ダムに流入する3河川(太郎川・北川・前川)には、観測所が設置されており、建屋も含めて設備の点検を実施します。
釜房ダムに流入する3河川には貯砂ダムが設置されており、土砂が釜房ダムへ流入するのを防いでいます。
土砂崩れや不法投棄等がないか、貯水池の水質に異常はないか巡視を行いました。
ゴミは、基本的に回収を行います。回収が困難な大型ゴミについては維持工事業者に依頼し、回収してもらいます。
巡視ルート内の他工事作業現場を確認しました。貯水池周辺でどのような工事が行われているか、作業スケジュールを確認し、把握します。
前回の巡視で発見し補修を依頼した箇所を確認しました。巡視中に異常を見つけた場合は上司へ報告し、損傷箇所の修繕を業者へ依頼するかどうか相談します。
今日の業務では使用しませんでしたが、貯水池の全体像の確認や不可視部分の状況を把握するため、UAVを使用する日もあります。
午前中に予定していた堤体及び貯水池周辺巡視が終了し、帰庁しました。
12時からのお昼休みは、巡視業務で冷えた体を温めるため、近くの食堂へ。食堂の名物、ダールラーメン(ピリ辛の餡がかかっているラーメン)を頂きました。これでも普通盛りで、おなかいっぱいになりました、、、。
午前中に実施した堤体及び貯水池周辺巡視業務について、デスクに戻り報告書をまとめます。地図上の場所と撮影した写真、点検した項目を整理します。ダム管理施設に異常がないか、湖面の状況に異常がないか巡視中にあった出来事を細かく報告書に入力します。
本日の巡視の特記事項等について報告を取りまとめ、上司への報告を行います。その後、発注者へ報告し提出します。
巡視業務の上司への報告を終了し、次年度発注工事の図面を作成します。図面はCADを使用して作成します。作業の工程では上司と相談し、確認を行いながら作業を進めます。パスクは疑問や悩みを上司にすぐ質問、相談できる環境が整っています。
本日の業務は、予定どおり、以上で終了となりました。一日の業務が無事終了しました。
マイカーを運転し、無事自宅に到着。今日も頑張りました。
釜房ダムでの私の仕事は、ダム、貯水池や関連設備等を管理する上で必要な監視、点検、ゲート操作、水文観測記録資料整理及びダム管理資料作成等の業務支援に携わっています。そのほかにも今回の1日取材でありました工事監督の支援に関する業務も行っています。
近年、地球温暖化を原因とする異常気象に伴い、ダム管理の重要な仕事の一つとして、治水対応があります。治水対応は下流の人々の命や財産を守る重要な仕事です。降雨及び流入予測を始め、放流前の事前広報・巡視、適切な操作支援により、下流への被害を最小限に抑えるよう努めています。
決して派手ではありませんが、なくてはならない大切な仕事です。そこにやりがいと責任感を持って仕事をしています。
マイナビで会社の情報を知りました。
元々大学3年までは公務員志望だった私は、いざ就職活動を始めるぞとなった際マイナビでパスクの情報を知り、そこで初めて発注者支援業務という仕事を知りました。実際にどういう仕事をしているのか肌で感じたいと思い、会社説明会に参加し、職場も案内していただき、とてもやりがいのある仕事だと感じたため入社しました。
ダム管理の重要な仕事の一つとして、洪水対応があります。洪水対応は、下流の人々の命や財産を守る重要な仕事です。降雨及び流入予測を始め、放流前の事前広報・巡視、適切な操作支援により、下流への被害を最小限に抑えるよう努めています。
決して派手な仕事ではありませんが、なくてはならない大切な仕事です。そこにやりがいをもって仕事しています。
いい意味でギャップはありました。入社前は年功序列に基づいた厳しい上下関係を強いているというイメージでしたが、実際入社後は質問や相談をしてみると、先輩・上司の方々は皆優しく、物事をはっきり言ってくれる方ばかりで1質問したら10返答が返ってくるようなとても暖かい職場です。
コミュニケーションです。相手の意見や考え方、情報を共有し、理解することで信頼を得ることができると認識しています。仕事は決して一人ではできません。
仕事を円滑に効率的に進めるためにもまずは相手の意図を汲み取り、聞き、伝えることを心掛けています。
仕事で困ったこと、思い通りにいかないこともたくさんありました。入社した当時は、右も左もわからない状態で実際、実物と用語を摺り合わせていくのがやっとでした。ですが先輩・上司の方々は質問・相談に気軽に乗ってくれますし、パスクでは、OJT(On the job Training)や研修もあります。OJTでは月に1回の教育フォローアップを含めた面談も行っており、従事している仕事に沿って知識やノウハウを高めることができます。
また、研修では、新規採用社員研修をはじめ、担当技術者研修やi-Construction研修などといった多様な研修があり、従事している仕事への理解を深めることができるため、困ったことがあっても対応は手厚いです。
週2回、2時間程度
災害時の緊急対応はあります。
休日はしっかり休めていますし、有給休暇も月に1回程度取得しています。
その他にも夏期休暇をはじめ、特別休暇(冠婚葬祭等)があります。
可能な限り早く、自己分析や企業について調べることをおすすめします。周りに流されるのではなく、自分のペースで余裕を持った行動が成功の近道だと私は思います。
あなたの人生です。
後悔のないよう就職活動頑張ってください。
令和5年11月に(株)パスク宮城支店所属の千葉淳暉さんの1日について、密着取材をしてきましたので、ご紹介します。
千葉さんは、令和2年4月に「釜房ダム管理支援業務」の担当技術者として採用となり、釜房ダム管理所に勤務しています。担当する「釜房ダム管理支援業務」は、国土交通省東北地方整備局釜房ダム管理所が管理する釜房ダム(宮城県川崎町)の管理業務の支援を行うことを目的とした業務です。
業務内容は、ダムの操作を行う上で必要となる雨量、貯水位、流入量、放流量等のデータの収集整理、放流警報に伴う下流河川の巡視、ダム堤体及び関連施設の監視、ダム堤体の変位、漏水量等の観測、工事監督及び積算など多岐にわたっています。